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eナスバ(ナスバ)で貨物軽自動車安全管理者講習を受けてみた。受け方・ログイン・テストの難易度【体験記】

eナスバ(NASVAのeラーニング)で貨物軽自動車安全管理者講習を実際に受講した現役ドライバーの体験記。申し込み・ログインから受講の進め方、カメラ監視の実際、テストの難易度、修了証明書までの受け方を正直に書きます。

公開日: 2026年7月12日 / 最終更新: 2026年7月14日

黒ナンバー事業者に義務付けられた貨物軽自動車安全管理者講習を、私は2025年の夏にeナスバ(NASVAのeラーニング)で受講しました。

制度の全体像は貨物軽自動車安全管理者とは?2027年3月31日までにやることにまとめたので、この記事では「実際に受けてみてどうだったか」に絞って書きます。所要時間、テストの難易度、そして事前に知っておくとラクなこと。これから受講する方の参考になれば幸いです。

講習の基本情報(eナスバの場合)

まず前提となる数字を整理します。いずれも2026年7月時点のeナスバ公式サイトの情報です。

項目内容
形式eラーニング(Web申し込み)
受講手数料3,700円(税込)
講習時間5時間
受講期間支払い完了日を含む30日間(中断・再開自由)
対応端末パソコン・タブレット推奨(カメラ必須。スマホも可、簡易操作スマホは非対応)
修了証明書修了後にマイページからダウンロード

講習機関は国土交通大臣の登録を受けた機関がほかにもあり、費用や形式は機関ごとに異なります。この記事はあくまでeナスバでの体験談です。

eナスバの受け方: 申し込みから修了証までの流れ

全体の流れを先に示します。私が受講したときの実際の手順です(画面や仕様は変わる可能性があるので、最新はNASVA公式の案内で確認してください。以下は2026年7月時点の体験と公式情報にもとづきます)。

  1. **Webで申し込み。**eナスバのサイトから申し込み、受講手数料を支払う
  2. **マイページにログイン。**申し込み時に登録したメールアドレスとパスワードでログインすると、受講画面に進める
  3. **カメラを許可して受講開始。**受講中はカメラの常時起動が必須。AIによる本人認証と受講態度の確認が行われる
  4. **講義を視聴(合計5時間)。**中断・再開は自由。受講期間は支払い完了日を含む30日間
  5. **テスト(試問)を受ける。**講義の最後に試問がある。難易度は後述
  6. **修了証明書をダウンロード。**修了後にマイページからPDFをダウンロードできる

つまり「ログインして、カメラを許可して、視聴を進める」だけです。以下、各ステップで実際に感じたことを書いていきます。

申し込みは簡単。予約も不要だった

申し込みはWebで完結しました。受講日時の予約は不要で、支払いが済めば30日間の受講期間内はいつでも好きなときに受講を進められます。「講習」と聞くと会場と日程を押さえるイメージがありましたが、そういう手間は一切ありませんでした。

本人確認には運転免許証などの身分証を使います。このあたりも画面の案内に従うだけで、特に迷うところはありませんでした。

ログインまわりで付け加えるなら、登録したメールアドレスとパスワードは必ず控えておくこと、そしてブラウザのカメラ許可です。受講はカメラが起動しないと始められないので、「ログインできたのに進めない」というときは、たいていカメラがブロックされています。

受けてみてわかったこと① カメラ監視は本気。「ながら受講」はできない

受講前に周りから聞いていて、実際そのとおりだったのがこれです。

受講中は端末のカメラを常時起動しておくことが必須で、AIによる本人認証と受講態度の確認が行われます。私が受講したときは、画面から目線がずれると講習が自動的に一時中断される仕組みでした。

つまり、仕事中にスマホで動画を流しっぱなしにしておけばいつの間にか終わっている、というものではありません。きちんと机に座って、画面に向き合う時間を5時間ぶん確保する必要があります。ここは覚悟しておいたほうがいいところです。

裏を返せば、この仕組みのおかげで「ちゃんと受けた」という証明になるわけで、制度としては真っ当だと思います。

受けてみてわかったこと② 1日で終わらせなくていい

講習は5時間ありますが、一気に受ける必要はありません。中断・再開が自由なので、私は約1週間かけて、空き時間に少しずつ進めました。

事前に「時間が結構かかるので1日では無理かも」と聞いていたので、最初から分割するつもりで臨めたのは正解でした。

これから受ける方へのおすすめは、平日の仕事がある日に、休憩時間などのスキマ時間でちょこちょこ進めるやり方です。休みの日に5時間まとめて潰すこともできますが、せっかくの休日を講習で使い切るのはもったいない。30日の受講期間があるので、焦らず数日〜1週間くらいの計画で進めるのが現実的だと思います。

受けてみてわかったこと③ 内容は「現場の当たり前」+知らなかった法令が少し

講習の内容は、正直に言うと現場で配送をやっている人間には「当たり前」と感じるレベルのものが中心でした。安全運転、点呼、日常点検といった、日々やっている(やるべき)ことの再確認という印象です。

ただ、一部の法令については「これは知らなかった」というものもありました。普段の業務で意識しない制度面の知識を体系的に押さえる機会にはなります。

講義の最後にはテスト(試問)があります。難易度は、講習をきちんと視聴していればわかる程度です。ひっかけで落とすような試験ではないので、身構える必要はありません。全体を通して「簡単だった」というのが率直な感想です。

修了証明書のダウンロードと選任届もスムーズ

すべての講義動画と試問を終えると、修了証明書をマイページからダウンロードできます。紙の証書が郵送されてくるのではなくダウンロード式です。ナスバによる再発行はされない(マイページから何度でもダウンロードできる)ので、PDFは保存しておきましょう。

そのあとの安全管理者の選任届の提出も、私の場合は特に詰まるところなく簡単に終わりました。講習さえ終われば、残りの手続きは事務作業です。届出まわりの詳細は制度解説の記事を参照してください。

まとめ: 構えなくていい。ただし「机に向かう5時間」は確保する

体験してみての結論です。

  • **難易度は低い。**テストも講習を聞いていれば解ける
  • 予約不要・30日間いつでも受講なので、スケジュール調整の負担はほぼない
  • ただしカメラ監視で「ながら受講」は不可。画面に向き合う5時間を確保する
  • 平日のスキマ時間に分割して進めるのがおすすめ。休日を潰さずに済む

既存事業者の選任期限は2027年3月31日です。講習自体は重くないので、期限が近づいて混み合う前に、早めに済ませておくことをおすすめします。

なお、講習を修了して安全管理者に選任されると、点呼や業務記録、事故の記録といった日々の記録が「自分の業務」になります。記録を紙で始めるなら無料の点呼記録簿テンプレートを、アプリで済ませたいなら軽貨物専用の記録アプリKEI録(けいろく)を用意しているので、あわせてどうぞ。アプリ選びは軽貨物の記録アプリ比較、事故の記録が実際に効いてくる場面については黒ナンバーは動物との衝突事故に注意も参考になると思います。


この記事は筆者(現役軽貨物ドライバー・配車管理者)が2025年夏にeナスバで受講した体験にもとづきます。手数料・講習時間などの制度情報は2026年7月時点のNASVA公式サイトの記載を確認しています。受講システムの仕様は変わる可能性があるため、最新情報はNASVA公式サイトでご確認ください。

執筆: 坂本(現役軽貨物ドライバー・配車管理者・KEI録開発者)

本コラムは、現場で毎日法定記録を作成している当事者が執筆しています。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。法令の適用は事業者ごとの状況により異なるため、最終的な判断は国土交通省の一次情報や所轄の運輸支局でご確認ください。

よくあるご質問

講習の最後のテストは難しいですか?

講習をきちんと視聴していれば解ける程度の内容でした。現場経験があれば身構える必要はありませんが、カメラによる本人認証があるため、視聴を飛ばして試問だけ受けるようなことはできない仕組みになっています。

仕事をしながら「ながら受講」はできますか?

できません。受講中はカメラの起動が必須で、AIによる本人認証と受講態度の確認が行われます。私が受講したときは、画面から目線が外れると講習が自動的に一時中断される仕組みでした。机に向かって受講する時間を確保する必要があります。

5時間の講習は1日で終わらせる必要がありますか?

ありません。eナスバの場合、受講期間は支払い完了日を含む30日間で、その間は中断・再開が自由です。私は約1週間かけて、空き時間に少しずつ進めて修了しました。

費用はいくらですか?

eナスバ(NASVA)の場合、受講手数料は3,700円(税込)です(2026年7月時点)。講習機関によって費用や形式は異なるため、他の登録講習機関を利用する場合は各機関の公式サイトで確認してください。

スマートフォンでも受講できますか?

カメラ付きのスマートフォンでも受講できますが、eナスバ公式はパソコンとタブレットを推奨しています(簡易操作スマートフォンは非対応)。私はパソコンで受講しました。長丁場なので画面の大きい端末のほうが楽だと思います。

eナスバのログインでつまずきやすい点はありますか?

受講はマイページへのログインから始まります。申し込み時に登録したメールアドレスとパスワードが必要なので、登録情報は必ず控えておきましょう。また受講にはカメラの起動許可が必須のため、ブラウザでカメラがブロックされていると先に進めません。ログイン後に受講が始められないときは、まずカメラの許可設定を確認するのがおすすめです(画面仕様は2026年7月時点。変わる可能性があります)。

テストは難しいですか?落ちることはありますか?

講習をきちんと視聴していれば解ける難易度で、ひっかけで落とすような試験ではありません。万一に備えて身構えるより、講義を普通に視聴することが一番の対策です。私の場合も含め、現場経験者なら心配はいらないと思います。

Next Step

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点呼記録簿などの無料テンプレート(Excel/PDF)で、まずは記録をはじめられます。